March 12, 2005

小沢健二特集によせて

We Recommend、誰も書かないのでセンエツながらぼくが。
「とりあえず小沢健二で」と注文がついたものの、何から
書いたらいいやら。
とにかく思いついたままに。先回りして乱文失礼。

そもそものきっかけは中2で入院したとき、ラジオから流れて
きた「小沢健二じゃないほうの人の」セカンドシングルなのだけれど。
そこからあの二人組にさかのぼって、んでブワーっと。
時期的には「ブギー・バック」と「愛し愛されて生きるのさ」の
間の時期くらい?
あの二人組時代の小沢氏、ギター弾く姿がホントにカッコよくて。
ま、完全な後追いですけど。ビデオクリップとか何回見たか。
「Blue Shinin' Quick Star」とかコマ送り&巻き戻しで酷使しすぎて
テープがおかしくなっちゃったくらい。
「バンドスコアではこの辺て書いてあるけど、ビデオだと
もっと違うところで弾いてるなぁ」とかそういうのを。

リアルタイムではというと、「言葉狩り」とか「王子様」とか、
だんだんエスカレートしていった時期で、思春期のぼくには
それがちょっとトゥーマッチで。
もう一人のほうはもっとスマートで(悪くいえばカッコつけてて)、
自分の好きな音楽とかをちゃんとインタビューで話していて、
当然のごとく感化されてそっちにいってしまったと。
なのでKO短冊シングル時代はおもいっきりスルーしてしまってました。
(後年小沢氏はフェイバリットにRZAを挙げていた記憶があるけれど、
最近まで誰だか全然わかりませんでした)
そのころ何聴いてたんだろう?
高校時代の4大バンドはフリッパーズ・マッカーシー・マイブラ・
ペイルセインツだったからそういうのか。
「何でぼくはイギリスに生まれなかったのか?」とかいうことを
考えてみたりとか(笑)。

大学生になって、サークルでカラオケに行ったときのこと。
先輩が「ある光」を歌っていて。
何だよこれ?ムチャクチャいい曲じゃないか!と思ったら
実は小沢氏の曲だと。
そこからだんだん持ってないシングルを買い集めて。
小沢氏は長い沈黙に入ってしまったころ。
もう一人の人の音楽がだんだんよくわからなくなってきたこともあり。
「Buddy」とか、ヒップホップと日本語ポップスの絶妙な融合だと思います。
曲名からしてわかりやすいけど。

今でもぼくのヒーローの一人です。
Let's Get On Board!